給水管の漏水原因
給水管の漏水は、様々な原因によって起こります。
主な原因として
① 経年劣化
② 凍結により膨張して破損
③ 地震や衝撃等外部からの圧力よる破損及び緩み
④ 給水管施工時の不備等による施工不良
修理方法としては、漏水箇所を撤去後、新たに配管を敷設します。
掲載の写真は、経年劣化の代表的な事例です。
地面の下に埋設された配管の継手と言われる部品の曲目に孔が空き漏水していました。
漏水かどうかの判断
一番わかりやすい方法としては、水道未使用時に水道メータのパイロットランプが回っている若しくは、水道料金の上昇です。
一般的な4人家族の場合の水道使用量は、月に15~30立方メートルが目安と言われています。
家族構成やライフスタイルまたは季節によって差が有りますが、判断材料の一つです。
市町村によって差異は有りますが、一般的4人家庭で2万円を超えると漏水の可能性が有ります。
料金が上がっているのに気付かない、又は漏水に気付いても時々放置される方もおられます。
上記の①~④が原因で漏れ出すと、漏水量は日々増加します。
気付いた場合は、市町村には必ず水道部(課)が有りますのでご相談されるのが良いと思います。
市町村が指定した指定給水工事事業者を紹介してもらえます。
弊社地元の奈良県生駒郡三郷町の場合は、給水配管漏水工事を行った場合には、漏れたと思われる水道料金の半分(3カ月遡って)が返金されます。
申請書と工事写真等を役場に提出すると、役場より手紙や電話等にて連絡が有ります。
その手続きを行えるのは、各市町村の指定給水工事事業者だけとなります。
(トイレ・洗面・台所の水栓設備からの漏水の場合は、返金されません)
30年以上前にマイホームを建てられた方
一度水道料金を確認されることをお勧めいたします。(給水管の経年劣化の時期です)
修理費の目安
一般的な漏水工事(漏水箇所・条件によって異なります)一軒家の建屋廻りの埋設配管の給水管の漏水工事の場合は、掘削・配管工事・復旧で2万円から7万円位が相場と思われます。
建屋床下配管の漏れの場合は、床を剥がしたり・フローリングを撤去した事も有り、上記の金額では出来ない工事も有ります。
水道メーターのパイロットランプが回っているが、漏水箇所が分からない場合も多々有ります。
専門の調査会社と協力して漏水箇所の特定をする場合も有ります。(別途4~5万円料金が掛かります)
水道料金が上がったと思われたら一度市町村の水道部(課)へ連絡してください。